葬儀に参列した後は塩で体を清めよう

2018年10月25日
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葬儀に参列すると、会葬御礼の挨拶状と一緒に小さい袋に入った塩を手渡されることがあります。これは清めの塩といって、体を清めるために使うものだと言われています。帰宅したらすぐに、玄関をまたぐ前に行うのが基本です。

正しいやり方は、胸と背中、足元の順番に振りかけることです。一掴みほどの量を3か所に順番に振りかけてから、手で払いましょう。自分自身で振りかけても構いませんが、自宅に家族がいる場合は振りかけてもらうとよいでしょう。

中には足元にだけ振りかけるという人もいらっしゃいますが、体を正しく清めるためには忘れずに胸と背中、足元に振りかけることが大切です。大きな会場の中には、出口に塩が敷き詰められた場所を用意しているところもあります。会葬を終えたら、それを踏んで外に出られるので便利です。ちなみに、お清めに関しては宗教によって判断がわかれたり、慣習的に行われていることが多いため、必ず行わなくてはいけないというものではありません。自分の気持ち的に葬儀に参列した後は体を清めたい場合は行い、もしも気にならない場合は無理に行わなくてもよいと言われています。信仰している宗教に合わせて判断した上で、行うかどうかを決めるとよいでしょう。