位牌がある場合と位牌がない場合の相違

2018年12月24日
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一般的に考えて多くの場合、人間が息を引き取り葬儀を行う場合、遺族については位牌を準備して故人を祀ることになります。しかしながら近頃では日常スタイルの変化などから、仏壇などは必要としないと考えている方も少なくありません。

必要か否かと迷ったときは、ある場合とない場合で考えてみれば、自分自身にピッタリ合う選択をすることができるかもしれません。位牌がある場合は、供養の対象ができるというメリットがあります。それから、故人を身近に感じることができます。

それに加えて、転居など家を離れるケースでも持ち運べるというアドバンテージもあります。実際に保有している年配の人から、何年経過しても両親を思い出すきっかけになるという意見もあります。それに対して、目にすれば悲しい気持ちが思い起こされるというケースもあります。ない場合は、こだわることなく、遺影、あるいは遺品など故人の遺したものに気持ちを巡らせることができます。もう一方では、あらためていうまでもなく、法要の際に不便を感じることもあります。そして、何かしら不幸が生じたときに、位牌がないことが原因になっているかもしれない、と気に掛けている人もいると言われています。