お通夜の一般的な流れと必要となる費用

2019年03月19日
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お通夜とは、故人が現世での一番最後の夜を一緒になってあかすというもので、昔はその名が示す通り夜通しとり行われていました。弔問客に関してはあくる日の葬儀にも参列することになりますが、現在色々な都合から、昼の間の告別式には参列しないで、前の日の夜に訪問する弔問客が数多くなっています。

そうしたところから、夏のシーズンなら午後七時から、寒い季節なら午後6時から執り行われ、おおむね1〜2時間で完結されるのがオーソドックスな流れになっています。儀式に関しては1時間くらいで終了しますが、灯明及び線香は絶やさないという古いやり方で行っている家も多いと聞きます。

このようなケースでは、遺族が交代によって遺体を見守ることになるわけです。遺族、近親者、会葬者の順に焼香し、その後に会葬者に対して通夜ぶるまいを執り行います。これは、会葬者に対して寿司等の食事やアルコールをふるまうことを意味します。コストとして、1人あたり5000円ぐらいになります。それに加えて読経をした僧侶にも通夜ぶるまいを実施しますが、辞退される可能性も大きいです。その際代わりとしまして、御膳料という形で5000円から1万円程度を包むことになります。