四十九日の法要が終われば埋骨式を

2019年04月24日
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

葬式を終えてから四十九日の法要が終わったら、すぐに行うのが埋骨です。お墓があるならば納骨室の入り口がありますので、蓋を石材屋に依頼して外してもらい、埋葬許可証も持参をします。その際にお金を包んでいくことも必要となり、お寺の僧侶への謝礼に始まり、茶屋の接待係の人や、お墓を日頃から管理してくれる管理人への、心ばかりの心づけも準備が必要です。

墓地には家族や親せきなど近親者が集合をして儀式を行いますが、僧侶の読経があり焼香を済ませて、集合をした近親者の手により土をかけ遺骨を墓へと納めます。まだ墓石ができていない時ならば、木の墓標を仮に建てておきますので、そこには生年月日や亡年月日に生前の俗名を裏に書いて、表面には戒名を書きますが、墨を使用するのが一般的です。

墓標はすでにあるご先祖様のお墓に一緒に合祀するなら、用意をする必要はありません。墓石に生年月日や戒名に亡年月日を、加えて彫ることになります。埋骨式を行う時には、お花や線香に水などを用意することになりますが、都心部の墓地になるほど融通が利くことが多く、その中にお花屋さんがあると、そこですべて準備ができて便利です。

一通りの式典が終われば、当日参列したくれた人たちへの感謝と、労をねぎらう気持ちを込めて。お茶やお菓子を振る舞いもてなします。