葬儀で密葬を行う場合はその意味を理解して行う

2020年09月27日
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葬儀の種類の1つとして密葬がありますが、勘違いされている事が多い葬儀の種類の1つとも言えます。密葬は字で見ると秘密の密が使用されているだめ、知らない間に葬儀を行う式と考えている人がとても多いです。ですが密葬自体は秘密で式を行うという式ではなく、式が終わった後にお別れ会や本葬などを行う事が前提として行う式となります。

密葬自体は遺族への負担や亡くなった故人の立場などによって取り入れられることが多い葬式の種類と考えておくことがポイントです。まず密葬を行う理由として衛生面での配慮が考えられる場合があります。夏場で葬式などが重なっている場合、そのまま放置しておくと遺体は腐敗してしまいます。

そのため遺族や親族だけで密葬を先にすませ、その後に参列者などに配慮した本葬を行うという場合があります。また家族への負担を減らすという事や、故人自体の存在が大きい場合は社会への配慮という事も考えられます。

著名人や有名人が亡くなった時などは、遺族や親族だけで密葬を先にすませた後にファンなどに向けてお別れ会や本葬を行うケースが多いのもその理由になります。密葬は秘密で行う式ではなく、社会的や衛生面や遺族への配慮など様々な理由から選べる式となります。