葬儀の後に行うべき事項や手続き

2017年12月12日
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家族や親族の誰かが亡くなると葬儀の手配ばかりが注目されますが、その他にもたくさんの行うべき事柄や手続きがあります。葬儀が行われた事後の流れに関して事前に確認しておけば慌てることがないため、確認してから用意しておくことをおすすめします。

葬儀後の7日目には本位牌の準備を行います。また遺産相続に関する手続きとして遺言書を確認します。次に3ヶ月以内には三十五日や四十九日の忌明けの法要を行い、遺品の整理や形見分けに加えてお焚き上げをします。給付に関しては遺族年金の手続きや社会保険の埋葬料、高額医療費の還付申請や生命保険の死亡保険金の請求、保険料控除や医療費控除の資料を提出します。

遺産相続に関しては相続人や相続財産を確認し、世帯主や住居・公共料金の名義を変更したり健康保険や国民年金の手続きを行います。また4ヶ月以内に遺産相続に関して故人の確定申告を行い、10ヶ月以内に遺産分割協議書の作成や相続税の申告手続きを行います。さらに預貯金や有価証券の名義変更を行ったり、生命保険や不動産の名義変更や自動車の移転登録なども行う必要があります。この他にも必要に応じて仏壇や墓を購入することがあります。故人や先祖とのつながりを感じたいという人にとっては大切なものとなり、宗派に合ったものを選ぶ必要があります。このように葬式を終えた後にも行うべき様々な事柄や手続きがあります。計画立てて一つずつ実行していくことをおすすめします。