音楽葬に相応しい音による演出のポイント

2019年05月03日
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最近では家族葬を含め、自由な葬儀へと変遷されており、故人選曲での音楽葬も受け入れられるようになりました。通常は、葬儀のプログラムを決めてからそれに合ったBGMを考えるのですが、故人選曲に合わせてプログラムを決めるほうが故人らしさを演出できるでしょう。

流れるBGMは、故人を偲ぶ、敬う、尊く歌詞の無いメロディーだけを流すようです。しかし、故人選曲となれば、好きな曲や思い出の曲から選曲するのが一般的で、こだわり過ぎず、全体の流れを考えるために、タイミングとシーンに合ったものをそこからさらに遺族側が選びましょう。

その場に相応しくない音楽という可能性があるのなら、事前に、進行する司会者に「小さい頃に故人が好きだった曲」などと伝えておきましょう。司会者側から、故人の人生行路の思い出話しとして参列者の理解を得てくれます。

音楽葬であれば、生演奏もあるでしょう。依頼するには、葬祭プランナーに相談すれば、希望に合わせた提案をしてくれます。また、BGMを流さない時間も必要で、僧侶による読経などの宗教的儀礼、喪主の挨拶などが一例です。その他の時間は何らかの音楽を流す場合が多く、10曲くらいはセレクトしておきましょう。