お葬式のスピーチでは忌み言葉の使用は厳禁

2017年08月13日
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葬儀には色々なマナーや作法がありますよね。宗教によっても地域によっても、何がタブーとされているのかは変わりますが、一般的に忌み言葉は使わないようにすべきだというのが常識としてあります。忌み言葉というのは、縁起が悪そうなもののことで、何がそれに当たるのかは厳密には決まっていませんが、たとえば「重ね重ね」などは使わないようにするのがいいと言われています。

悪いことが重なってしまうかもしれないからです。受験生に「滑る」というワードを使ってはいけないのと似ていますね。悲しい出来事がこれ以上続かないように、使う言葉にも気を付けていかなければいけないわけです。スピーチを任されたときには、どういうものが使用不可なのかあらかじめ調べておきましょう。

葬儀会社の社員にチェックしてもらうというのもありでしょう。専門家は、そのあたりの知識も豊富なので頼りがいがあります。また、ネット上にはチェックサイトも登場してきています。文章を流し込んでボタンを押すと、回避した方がいいワードを赤くして表示してくれます。

下書きのレベルならこうしたものを使っていくといいかもしれません。もちろん無料で使えるので安心です。ネット上には、様々な例文がありますよね。それを少し改造して使うというのも、間違いを犯さない一つの方法になります。

テンプレート化されたものなら、NGワードも混入していないので、それに多少のオリジナル要素を入れて完成させれば、問題のないスピーチができます。